100系新幹線、知っておきたい5つのこと

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100系新幹線

 

100系新幹線は、新幹線開業以来長らく新幹線の主役を務めてきた0系の後継車両として登場しました。昭和39年(1964年)の新幹線開業以来長らく営業していた0系新幹線ですが、昭和50年代にもなると設備も古くなってきて次世代の新幹線の登場が待ち望められるようになりました。この100系はこの期待に応えるべく登場した第2世代の新幹線です。

 

1、100系になって、乗り心地が改善されました。

この100系の特徴は、「上質」というコンセプトにあります。0系新幹線は、初代新幹線ということもあり、運転速度などの機能面に焦点が当たっていましたが、100系は客の乗車体験を向上させるということに重きをおかれました。まず、乗客のシートを大きくして乗客一人あたりのスペースを拡大させて、ゆったり過ごせるようになりました。また、奇数号車と偶数号車でインテリアに異なるデザインが用いられました。

 

2、二階建車両が導入されました。

100系は昭和60年(1985年)10月に先行試作編成の営業運転がはじまりました。この後すぐに、100系のシンボルとも言える2階建車両が登場しました。この2階建車両は、16編成中に2両組み込まれました。

2階建車両の一つは、食堂車となりました。この食堂車は、1階部分が厨房で、2階に客が食事が取れる食堂となりました。もう一つの2階建車両は、1階が普通指定席で、2階が開放式のグリーン席となりました。食堂は2階に配置されたので、車窓からの眺めは良く、移りゆく景色を眺めながらの食事は大人気となりました。食堂の営業開始時間前から入り口に行列ができることも良くありました。

 

3、グランドひかりは100系です。

その後平成元年(1989年)には、100系V編成(グランドひかり)が登場しました。100系V編成(グランドひかり)は、4両の2階建車両が組み込まれました。この100系V編成(グランドひかり)は、注目を集めましたが、最終的には平成14年(2002)に営業運転が終わりました。その後、最後の活躍の場として使われていた山陽新幹線の100系も平成24年(2013年)3月で営業運転が終了して全ての100系新幹線は引退しました。100系は最終的には、1056両製造されました。

 

4、高速運転には不向きでした。

100系は0系に比べて、活躍の期間が短いものとなりました。一つの理由としては、100系は高速運転に不向きな構造であったことが挙げられます。100系は車両が鋼鉄製で2階建構造が採用されて、最高速度が初代新幹線の0系と同じ時速220キロメートルでした。

100系新幹線は、その後に次々と登場する時速300キロに迫る高速新幹線にその役割をとってかわられることになりました。

 

5、100系新幹線の模型

100系新幹線(初期型)の模型

100系新幹線の初期のモデルの基本セットが、次のTOMIX Nゲージ 92286 100系東海道・山陽新幹線基本セットです。


連結セット(X編成) 

この基本セットには、100系の特徴である2階建部分がありませんので、2階建車両を入れるには連結セットが必要です。この基本セットに車両を追加させる連結セットは2つあり、X編成用とG編成用です。X編成は1985年から1987年に製造された100系初の編成です。100系の特徴である2階建車両は8号車と9号車に組み込まれていました。8号車は食堂車、9号車は階上がグリーン車・階下がグリーン個室(1人用5室、2人用3室、3人用1室)となっていました。この2階建車両を含むX編成の連結セットが、次のTOMIX Nゲージ 92287 100系東海道・山陽新幹線X編成増結セットです。


 

連結セット(G編成) 

100系新幹線の基本セットに追加できるもう一つの連結セットはG編成用で、次のTOMIX Nゲージ 92288 100系東海道・山陽新幹線G編成増結セットです。G編成は1987年から1991年までに製造された車両です。X編成と同様に、8、9号車が2階建車両になっています。2階建車両のうち9号車はX編成と同様にグリーン車とグリーン個室になっています。8号車については食堂車から変更され、2階にグリーン席を、1階がカフェテリアになりました。


 

100系新幹線V編成(グランドひかり)(後期型)の模型

平成元年(1989年)に登場した100系の後期型のV編成(グランドひかり)の模型の基本セットは、先ほどとは異なるメーカーから発売されていて、次のNゲージ 10-354 100系新幹線グランドひかり基本 (6両)です。100系V編成(グランドひかり)は、4両の2階建車両が組み込まれていますが、この基本セットには2つの2階建車両が含まれています。


 

連結セット

この基本セットに加えて、次のNゲージ 10-355 100系新幹線グランドひかり増結 (6両)を加えると、100系V編成(グランドひかり)本来の形である食堂車を含む4両の2階建車両になります。


さらに次のNゲージ 10-356 100系新幹線グランドひかり増結 (2両)の2両を2セット追加すると、100系V編成(グランドひかり)の16両編成が完成して完璧です。(つまり、基本セットに増結セット6両と増結セット2両を2セットを組み合わせることにより、実際のV編成通りの16両編成を再現できます。)