500系新幹線で知っておきたい7つのこと

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500系新幹線

500系新幹線は、山陽新幹線のためにJR西日本により開発されました。500系新幹線の運転開始日は1997年3月22日です。

1、当初は山陽新幹線用に作られました。

山陽新幹線が営業する新大阪〜博多間は航空機との営業競争が激しく、新幹線の高速化により競争を優位に進めようという目的で開発されました。東海道新幹線は区間内にカーブが多く高速化が難しいのですが、それに比べて山陽新幹線はカーブが少なく新幹線の高速化に向いていました。500系は最初は山陽新幹線の新大阪〜博多間を営業していましたが、平成9年(1997年)11月から東海道新幹線まで運転を拡大しました。これにより500系は東京〜博多間の運転の「のぞみ」を中心に運転されるようになりました。

2、初めて時速300キロメートルを実現しました。

カーブの少ない山陽新幹線内で時速300キロメートルを超えるように設計され、新大阪〜博多間を2時間あまりで運転できるようになりました。500系が高速運転できるようにするために、全電動車方式を採用し、編成単位での高出力化が図られました。また、アルミハニカム構造を採用し、300系からさらなる車体の軽量化が図られました。

3、先頭車両の長い傾斜がデザインの特徴です。

また、時速300キロメートルを越す高速運転のために27メートルの先頭車両の傾斜の長さは15メートルを超えています。この傾斜は、車体の長さの半分以上であり、これまでの0系、100系、300系などの新幹線にはない新しいデザインとなりました。この長い傾斜の先頭車両は空気抵抗を減らし、さらにトンネルに進入時の空気圧による爆発音を防ぐ目的があります。ただ、500系新幹線のデザインの特徴である先頭部の傾斜は客室の上まで来ているため、先頭車輌には後方にしか乗客のための扉がなく、少し客の乗降に不便になっています。

 

4、高速化のための滑らかな形状のデザインが特徴です。

さらに、500系では空気抵抗を減らすために車体の側面も凹凸がないように滑らかにデザインされており、空気抵抗を限りなく小さくする努力が払われています。この500系の車体の形状は航空機の形状を連想させます。ただ、この丸い形状のために、窓側座席のスペースが少々小さくなっているところがあります。

 

5、当時の世界最高タイ記録の運転速度でした。

500系は平成9年(1997年)3月から山陽新幹線の新大阪博多間で営業を開始しました。最高運転速度は時速300キロメートルです。当初は、時速320キロメートルで運転するように計画されていましたが、周辺環境への配慮などから若干後退することになりました。ただ、その当時にこの時速300キロメートルは世界最高タイ記録になっています。この500系で、新大阪から博多間は最短で2時間17分で結ばれ、300系から15分の時間短縮になりました。

 

6、他の新幹線と規格が違い営業面に弱点がありました。

ただ、時速300キロメートルを実現させる高性能な車両には評価がありましたが、他の形式の新幹線の定員数との違いや乗車口の配置の違いから営業面で不利なところがあり、500系は東海道新幹線では使われなくなりました。平成22年度(2010年)3月からは後継車両であるN700系にその立場を譲ることになり、現在では500系新幹線は、山陽新幹線で新大阪から博多まで「こだま」の名称で走っています。500系の登場時は16両編成で、もともとは時速300キロメートルで運転するために作られましたが、今は8両編成となり時速285キロメートルで運転されています。

 

7、500系のスペックは以下の通りです。

現在の500系スペックは以下の通りです。所有会社はJR西日本で、運転開始日は1997年3月22日です。編成はV編成8両です。編成定員は600名です。編成長は204メートルです。

全長は先頭車が27メートルで、中間車が25メートルです。全幅は3.38メートルで屋根の高さが3.69メートルです。営業最高速度が時速285キロメートルです。

製造メーカーは川崎重工、近畿車輌、日本車輌製造、日立製作所です。

 

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